記事を開いていただき、ありがとうございます。
各県でインターハイ予選が繰り広げられ、夏に行われるインターハイ出場校が続々決まってきています。
この様な時期だということで、高校の注目選手もどんどん紹介していきます!
今回は福岡第一高校のエースガード、河村勇輝について書いていきます。
基本情報
・2001年5月2日産まれ
・福岡第一高校在学
身長169 体重63 ポジションPG(ポイントガード)
河村は福岡第一高校のエースガードとして君臨しています。
その能力の高さで2018年のウインターカップでは大活躍を果たし、福岡第一高校の優勝に大きく貢献しました。
彼はガードとして理想的なプレイヤーではないかと思います。
パス、ドリブル、シュートといったバスケの基本的な能力はもちろん、足も速く、ディフェンスの読みも鋭く、ゲームもしっかり組み立てられます。
河村の注目したい点、まずはパスです。
河村は視野が広く、味方選手がノーマークになる瞬間を見逃しません。
河村が3Pラインにいるとき、ゴール下へ切り込んだ選手が一瞬ディフェンスと離れていれば、そこに的確なパスを配給し、チャンスにつなげます。
また、自らドライブして、ディフェンスを引き寄せ、ゴール下や外でフリーになっている選手に良いパスをさばき、シュートを打たせます。
河村は基本的にこれらのパスをノールックで行うので、「いつの間にかパスが通っている」といった感じになります。
そして、彼はパスの能力が高いだけでなく、チームメイトに絶大な信頼を寄せているから、アシストをできるといいます。
河村はここに入ってきてくれるだろうとチームメイトを信じ、空間にノールックでパスを出します。
すると見事、パスの受け手側も合わせます。
福岡第一高校の素晴らしいチーム力もうかがえますね。
また、河村はドリブルもキレがあり、レベルが高いです。
1対1では左右にディフェンスを振って、抜き去ります。
そんな河村は、特に速攻の場面でドライブの能力を発揮します。
彼がスピードにのったとき、誰も止めることが出来ません。
まず、とにかく速いです。
河村は普通に走るよりドリブルしながらの方が足が速いといいます。
そして、スピードがただ速いだけでなく、しっかり緩急もつけるので、ディフェンスは付いていけません。
気が付けば、レイアップにもっていかれます。
もちろん、そこからパスもありますので、ディフェンスは的を絞れませんね。
更に、河村はディフェンスの読みも鋭く、スティールからの速攻につなげます。
これも河村が速攻で点を稼ぐことにつながっています。
そして、河村はドライブやパスだけでなく、自分がノーマークになれば、3Pシュートもしっかり沈めてきます。
本当に止めるのが困難な選手ですね。
ガードに必要な能力をすべて兼ね備えた選手です。
河村は、アップテンポな展開を得意としてますので、日本が理想とする攻め方に合っているプレイヤーではないかと思います。
もしかしたら、今後日本代表に入ってくるかもしれません。
河村はここで書いたようなプレイを2年生の時からしていました。
そして3年生となった今、更にどの様な成長を遂げたのか、インターハイで観るのが非常に楽しみなプレイヤーです!
ぜひ、河村のプレイに注目してみてください!!