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今回は若き注目のパワーのある大型選手、渡辺飛勇について書いていきます。
基本情報
・1998年12月23日産まれ
・ハワイ産まれ
・イオラニ高校出身
・ポートランド大学在学
身長207 体重106 ポジションPF/C(パワーフォワード/センター)
2019年7月3日に、バスケ日本代表は強化合宿を行いました。
この合宿では日本のみならず、世界中で活躍する日本代表として出場できる選手たちが招集されました。
ワールドカップや東京オリンピックに向けて、若手注目選手を試し、どの様な選手がいるのかを観るのが今回の合宿の一つの目的でした。
その招集された中に、渡辺がいました。
彼は身長が2m越えで体重も100kg越えの大型の選手です。
そして、大きいだけではなく、身体能力の高さもある、まさに期待の星ですね。
彼はずっとアメリカ、ハワイで育ってきているので、よく見つけてきたなと思いました(笑)
そんな渡辺の魅力はやはり体格を活かした力強いプレイです。
センターとしての基本的なプレイがうまいです。
まずは1対1に注目します。
渡辺の得意技は、
パワードリブルでディフェンスをインサイドに向かって押し込み、ターンのフェイクをかけながら、ディフェンスされにくい方向にターンし、フックシュートを放つ。
これはセンターが仕掛ける1対1の基本的なプレイです。
しかし、このプレイは体格でディフェンスに負けると、まずできません。
それゆえに、日本人のセンタープレイヤーは国際戦ではあまり使えないプレイの一つです。
逆に、パワーがあり、体格が良い選手がこのプレイをすると、なかなか止められません。
渡辺はアメリカの強豪相手にパワーでインサイドに押し込んでからのプレイができます。
八村が在籍していたゴンザガ大学相手にも通用していました。
この1対1の仕掛け方でしっかり点が取れるのは素晴らしいですね。
それだけ、体の強さやパワーがあるということです。
日本代表では帰化選手以外にこの様なプレイヤーは少ないので、非常に貴重です!
また、渡辺の体格はリバウンドでも発揮されます。
リバウンド時のゴール下は戦場ともいわれます。
アメリカの大学でゴール下の争いをみていると、激しすぎて、身震いしてしまいます(笑)
その中で、インサイドの戦場の争いに勝ってリバウンドを取れるのが渡辺です。
力強くリバウンドを取る姿は圧巻ですね。
また、渡辺は身体能力を活かしたダンクも素晴らしいです。
ディフェンスをうまく抜けたときは積極的にダンクをねらいにいきます。
豪快なダンクを魅せてくれるので、会場がわきます。
規格外の選手ですね。
渡辺はこれだけ怖気ずにインサイドで戦える選手なので、気持ちも強い選手だと思います。
将来的には日本の大黒柱を担ってくれるかもしれません。
僕個人的に渡辺の体格を活かした、ディフェンスやリバウンドなどの献身的なプレイも期待したいですね。
渡辺の様な純粋なインサイドプレイヤーは好きなので、応援しています。
渡辺はまだ若く、日本代表の合宿にも呼ばれるようになったばかりです。
その為、伸びしろがたくさんある選手です。
これから、アウトサイドのシュートなども練習して、その体格をより効果的に活かせるプレイヤーになってほしいですね。
東京オリンピック、そしてその先の代表活動で欠かせない選手になるかもしれません。
今後の渡辺飛勇の活躍に注目ですね!!