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2019年7月12日~7月21日に第41回ウィリアム・ジョーンズカップが開かれました。
ウィリアム・ジョーンズカップは9チームの総当たりで行われます。
出場した国は次の通りです。
・日本
・フィリピン
・ヨルダン
・韓国
・イラン
・カナダ
その中で、日本は何と、3位という結果でウィリアム・ジョーンズカップを終えることができました!
6勝2敗という戦績でした。
実に9年ぶりの3位です!
この試合はすべての国がA代表を出場させているわけではありません。
日本はウィリアム・ジョーンズカップでは、若手選手の育成と今後A代表に入る実力がある選手の発掘に重きをおいています。
出場選手は以下の通りでした。
#1 フリッピン コー(SG/千葉ジェッツ)
#3 安藤 誓哉(PG/アルバルク東京)
#5 テーブス 海(PG/ノースカロライナ大学ウィルミントン校 1年)
#13 安藤 周人(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
#15 星野 曹樹(SG/白鷗大学 4年)
#21 橋本 晃佑(SF/宇都宮ブレックス)
#25 平岩 玄(PF/東海大学 4年)
#28 ウィリアムス ニカ(C/秋田ノーザンハピネッツ)
#29 中村 太地(PG/法政大学 4年)
#30 小川 春太(SF/マサチューセッツ工科大学(進学予定))
#32 シェーファー アヴィ幸樹(C/アルバルク東京)
#34 渡邉 飛勇(PF/ポートランド大学 2年)
#88 張本 天傑(SF/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
※所属は2019年7月11日現在
※氏名表記は「姓・名」の順
※ポジション(P):PG-ポイントガード、SG-シューティングガード、SF-スモールフォワード、PF-パワーフォワード、C-センター
(参考:日本バスケットボール協会公式ホームページhttp://www.japanbasketball.jp/japan/51050)
ウィリアム・ジョーンズカップ全体を通して、出場した選手全てが活躍した大会だったと思います。
それぞれの選手が役割を全うした結果、3位になれましたね。
この大会では平岩や張本の様なインサイドの選手がフォワードをつとめるなど、
ポジションアップなどの新たな挑戦がみられました。
ワールドカップ、東京オリンピック、そしてその先を視野に入れた、若手選手の「育成」という言葉を強く感じましたね。
日本代表のA代表にはファジーカスの様なインサイドの要の選手がおり、そこに八村や竹内の様なアウトサイドからのプレイができるパワーフォワードの選手がいます。
そこで、平岩や張本には竹内の様な動きを求めて、ポジションアップを図ったのだと考えます。
ウィリアム・ジョーンズカップでは平岩も張本もドライブや3Pシュートなどフォワードの動きも積極的にしていました。
勝利に貢献もしていましたので、自信につながったのではないでしょうか。
また、まだまだ若いセンタープレイヤーの、シェーファーや渡邉、帰化選手のウィリアムスも躍動していました。
リバウンドや合わせ、ディフェンスなどのプレイで海外の大きい選手に食らいついていました。
当たり負けをしていなかったので、素晴らしかったです。
日本がインサイドで勝つことができる時代になったと思いましたね。
インサイドを中心に攻められたおかげで3Pシュートも活きました。
日本のインサイドプレイヤーが大きく変わったのだなと感じられた大会でした。
また、個人的に印象に残ったのは安藤誓哉と安藤周人ですね。
どちらもBリーグのチームに所属で、各チームで主力として活躍している選手です。
この代表の中では年齢が高い方で、日本代表を引っ張っていたと感じます。
安藤誓哉は勝負強い3Pシュートをきめて日本の勝利を決定づけました。
安藤周人も得意の3Pシュートを中心に得点を稼いでいました。
Bリーグで活躍している選手が日本を引っ張る姿には嬉しさがありましたね。
この記事で挙げた選手以外ももちろん、日本の勝利に貢献しました。
日本代表はB代表にも素晴らしい選手がたくさんいます。
今後もたくさん紹介していこうと思います。
B代表が中心の大会は終わりましたが、ここでの活躍から、ワールドカップのメンバーに選出される可能性もあります。
今後の動きに注目ですね!!!