記事を開いていただき、ありがとうございます。
8月12日に「バスケットボール日本代表国際試合International Basketball Games 2019」の1戦目が行われます。
対戦相手はニュージーランドです。
この試合に向けて、とあるインタビュー記事が目に留まりました。
それがこちらです。↓
田中大貴がハンドラー、つまりポイントガードとしてワールドカップに出場することになりました。
田中の紹介記事はこちら↓
このインタビューは、田中が日本代表でポイントガードとしてプレイすることについて書かれていました。
田中は日本代表でもアルバルク東京でも基本的にはシューティングガードを担っています。
主にシュートを狙いにいくポジションですね。
ただ、アルバルク東京ではゲームの組み立てをする時間帯もあるので、ポイントガード適正が高いといえると思います。
田中がトップでボールをもち、チームメイトのアレックスカークにスクリーンをかけてもらい、田中がノーマークになればそのままシュートを打ち、カークがシュートを打てそうならアシストする、ピックアンドロールというプレイが見事です。
カークの合わせ方もうまいですが、田中の判断力が高く、アシストか自分でシュートを打つか的確に判断します。
高確率で得点ができるので、アルバルク東京の得意の得点パターンとなっています。
また、田中はワールドカップアジア予選で富樫、篠山が出られない時間帯でポイントガードを務めました。
見事にポイントガードとしてゲームを組み立て、勝利に貢献しました。
今回のニュースにある、田中がポイントガードを務めるのは、田中自身がフリオ・ラマスヘッドコーチに直接提案したことです。
ラマスヘッドコーチも田中の挑戦を認め、ポイントガードの起用を試みます。
ラマスヘッドコーチもそれだけ田中のポテンシャルを認めているということですね。
田中がこの様な挑戦をするのは、以前からの考えであると記事では言っています。
また、先日、富樫がケガをして、ワールドカップに出場できなくなりました。
この様な緊急事態もありポイントガードとしてプレイすることを決意した、チームのためのコンバートだと思われます。
日本のポイントガードは世界的にみると小さいです。
その為、田中がポイントガードとしてプレイすることにより、対戦国のポイントガードとサイズに関しては遜色がなくなります。
日本のプレイの幅が広がるだろうと田中も言っています。
僕もこのニュースを受けて、本当に日本のプレイの幅が広がるなと思います。
ファジーカスや八村がいるということもありますが、田中がポイントガードをすると、速い展開にせず、スローペースの攻め方も田中のサイズを活かしてできるのかなと考えられますね。
ワールドカップアジア予選で田中がポイントガードを務めた際に、比江島や馬場も田中のフォローをしながら、プレイしていました。
その時に僕は彼らのプレイを観て、非常にかみ合っているなと思いました。
この3人は日本のエース級のプレイヤーなので、息が合っており、ボール運びをうまく補い合っていると感じました。
今回の試合でも、見事な補い合いがみられるでしょう。
今回の田中の挑戦は日本代表にとって、非常に良い決断だったと思います。
8月12日からの「バスケットボール日本代表国際試合International Basketball Games 2019」や「ワールドカップ」が非常に楽しみです!!
田中の活躍に期待ですね!!