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「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」
ニュージーランド戦が2019/8/12に行われました。
今回はその試合のレポートを書いていきます。
2019/8/14のニュージーランド戦は後日、書きます。
結果は、、、
99-89で見事、日本が勝利しました!!
追い上げられるシーンもありましたが、終始リードを保った試合でした。
ニュージーランド相手に日本がこの様な勝利を収めるなんて、日本は今、本当に強いのだと感じましたね。
また、今回の試合は圧勝というわけでなく、日本の課題もみえた、非常に良い試合だったと思います。
立ち上がりは八村のゴール下の得点で始まりました。
日本はスクリーンプレイで八村に点を取らすプレイで序盤勝負を仕掛けます。
すると、すぐにニュージーランドのタイがゴール下の得点で返します。
そこから、第1Q前半は日本のペースになります。
八村が一気に得点をあげます。
1対1でディフェンスを抜いたり、ミドルシュートで点を重ねます。
更に、八村は2人に囲まれながらもゴール下で強さを発揮してシュートをきめる場面もありました。
さすがはNBAドラフト1巡目で指名を受けた選手だなと感じましたね。
また、八村以外にファジーカスや篠山、馬場が得点します。
篠山とファジーカスの川崎コンビのピック&ロール、馬場の速攻でのレイアップなど、日本は連続で16点取ります。
ニュージーランドは第1Qの後半からセンターのプレッジャーやガードのコーリーがファールをもらい、フリースローをきめて何とか得点をします。
しかし、日本の勢いは止まらず、更に点を重ねます。
ファジーカスと譲次のうまい合わせのプレイも飛び出し、日本の見事なオフェンスが続きます。
結果、第1Qは11点リードで終えます。
第2Qは少しニュージーランドのペースになります。
ガードのロスパッチの3Pシュートで始まりました。
第2Q前半はまだ、日本の得点が続きます。
ここでも八村は好調でした。
ミドルシュートを安定してきめます。
また、八村はスティールをして、インサイドに飛び込んでくる田中に見事なアシストをし、田中がバスケットカウントをきめるという素晴らしいプレイもでました。
また、田中と譲次のアルバルク東京コンビの合わせのプレイもとびだします。
譲次がインサイドの空いたスペースにうまく飛び込み、田中がアシストします。
そこから、譲次はダンクをきめます!!
見事なプレイでした。
しかし、第2Q後半から徐々にニュージーランドのペースになります。
イリーのレイアップとバスケットカウントの連続得点から流れがかわりました。
安藤周人が良いディフェンスをするも、タフショットをきめるコーリーにもやられ、ニュージーランドが得点を重ねます。
日本も安藤周人の3Pシュートや八村の1対1で応戦し、6点リードで第2Qを終えます。
第3Qはファジーカスの1対1のミドルシュートで幕が上がります。
第3Qは点の取り合いになりました。
日本は八村のミドルシュートや八村からファジーカスへのハイローの合わせなどで点を重ねます。
更に、馬場が躍動します。
馬場から比江島へのアシストからの3Pシュートや馬場のミドルシュート、更には馬場の速攻でのダンクもとびだしました。
馬場が連続して日本の得点に絡みます。
しかし、ニュージーランドは日本が得点を決めると、すぐにロウの3Pシュートやロスバッチのインサイドの得点で返されます。
しかし、日本は第3Q終盤で再び点差を離します。
ファジーカスと譲次が再びきれいに合わせたゴール下の得点やファジーカスのバスケットカウント、譲次の速攻でファールをもらうなど、連続で得点を重ねました。
終盤はお互いにファールがかさみ、フリースローを入れあう展開になりました。
結果、11点日本がリードして第3Qを終えます。
第4Qも点の入れ合いでした。
第4Q序盤も八村がミドルシュートや3Pシュート、アシストで連続で得点に絡みます。
ニュージーランドはタイの1対1やフォートゥのインサイドプレイで得点を返します。
ニュージーランドは何とか追い付こうとタイを中心に試合を運び、ロスバッチやロウなどがゴール下の得点やリバウンドシュート、1対1で点を取ります。
しかし、日本は八村を中心に点を重ね、最後はファジーカスがゴール下を支配します。
最終的には99-89で日本が勝利しました!!
今回の試合は八村が躍動しましたね。
結局35得点という大活躍でした。
八村は、フリースローの調子は悪かったですが、ミドルシュートを11/13という高確率できめました。
日本が苦しくなると、八村が得点を決めてくれ、ニュージーランドに流れを渡しませんでした。
また、八村以外の選手もしっかり活躍しました。
まずは、馬場。
馬場も苦しい時間帯に積極的にドライブを仕掛け、日本がリバウンドを取ったら一番に走り出し、速攻に結びつけていました。
ファジーカスもゴール下で安定感を発揮しました。
譲次との綺麗な合わせも魅せてくれ、得点だけでなく、アシストもできると証明しました。
初めて日本代表に入った安藤周人も3Pシュートをきめるなど、爪痕を残しました。
篠山の気迫のこもったプレイも観られました。
各選手が出場すると、素晴らしい活躍をしてくれました。
しかし、日本の課題も少し浮き彫りになったのかなと思いました。
ニュージーランドにオフェンスリバウンドを取られてしまって、苦しい展開になる時間帯もありました。
また、ニュージーランドの選手がシュートの調子が良くなかったので、助かりましたが、外のシュートを打たれすぎた様な気もしました。
そして、何より、日本の選手が点を取った直後にニュージーランドに速攻を出され、あっさり点を取られるシーンも目立ちました。
ニュージーランドの強い部分にやられていた感じでしたね。
この期間の試合はワールドカップまでの調整でもあります。
今回の良かった部分、悪かった部分を次以降の試合に調整してくると思います。
1戦目は勝利で終えることができて本当に良かったです。
日本の強さが分かりましたね。
次以降の試合も楽しみですね!!!