記事を開いていただき、ありがとうございます。
「バスケットボール日本代表国際試合 International Basketball Games 2019」が終了しましたね。
ワールドカップに向けて、素晴らしい試合でした。
一つ一つの試合がファン側からみると、見応えのあるものでした。
今回は2019/8/22に行われたVSアルゼンチンの試合レポートを書いていきます。
アルゼンチンは世界ランキング5位という超強豪国です。
アテネオリンピックで優勝経験もある国です。
この様な強い国と試合できたのは素晴らしい経験になりましたね。
さて、どの様な結果になったのでしょうか。
結果は93-108で日本が敗北しました。
アルゼンチン相手に善戦しました。
15点差で抑えましたね。
途中、逆転もしました。
日本が世界に通用することを証明できたのではないでしょうか。
試合の立ち上がりは八村のゴール下の得点から始まりました。
八村に点を取らせるフォーメーションが見事に成功しました。
そこから第1Q序盤は点の取り合いになりました。
日本は八村中心に得点しました。
八村の素晴らしいダンクや得意のミドルシュート、速攻では渡邊へのアシストも観られました。
馬場も3Pシュートを決めました。
アルゼンチンはエースのブルシノが中心に得点しました。
3Pシュート、ゴール下でバランスよく得点しました。
両国とも、エースが活躍しましたね。
しかし、第1Q後半からアルゼンチンが連続して得点するシーンが続きます。
ブルシノの1対1やアルゼンチンの大黒柱で元NBA選手のスコラのゴール下の得点で日本を突き放そうとします。
日本もミスが増えてしまいます。
しかし、日本は田中から譲次のアルバルク東京コンビの合わせ、田中の3Pシュートなど、田中が活躍します。
比江島の3Pシュートもあり、食らいつきます。
しかし、最後はカンパソの速攻での得点で日本が追い付くことを許さず、アルゼンチンの7点リードで第1Qが終了します。
第2Q序盤はアルゼンチンの流れになりました。
アルゼンチンはパス回しが速く、日本のディフェンスが翻弄されてしまいました。
見事なパス回しからガリノ、ラプロビトラ、デック、スコラの3Pシュートがきまり、最大16点差まで開きます。
やはり地力の差が出たのかなと思われました。
しかし、第2Q後半に日本は覚醒します。
日本はディフェンスを頑張り、我慢しました。
そこから、馬場とファジーカスの活躍から日本の流れになりました。
馬場は積極的にドライブを仕掛け、ファールをもらいます。
そして、ファジーカスがリバウンドシュートと3Pシュートを連続してきめ、八村がスティールからのダンクを叩き込み、一桁差にしました。
日本は速攻もよくでるようになりました。
途中、デックに3Pシュートを決められますが、八村とファジーカスが3Pシュートを決め返します。
更に譲次がドライブからファールをもらい3点差まで詰め寄りました。
残り4秒で、アルゼンチンのビルドサが3Pシュートをきめて、アルゼンチンの良いオフェンスで終わるかと思われました。
しかし、馬場が最後に魅せてくれました。
残り4秒、アルゼンチンのディフェンスが油断した瞬間に馬場が猛スピードのドリブルで上がっていきました。
そして、馬場はブザービーターでバスケットカウントをきめます!!!
フリースローもしっかりきめ、日本は最高の形で、3点差で第2Qを終えます。
第3Qは点の取り合いになりました。
序盤、アルゼンチンは八村へのディフェンスをきつくしました。
そして、日本はゾーンでアルゼンチンを苦しめます。
このQ序盤で渡邊がさっそく魅せてくれました。
篠山との速攻の展開になったとき、篠山から渡邊はアシストをもらい、ダンクのバスケットカウントを沈めました!!
渡邊の力強いプレイが観られました。
また、篠山のドライブからのレイアップ、ファジーカスのゴール下、渡邊、田中の3Pシュート、八村のミドルシュートなど、多彩な方法で日本は得点を重ねます。
アルゼンチンもフィエレルップの1対1、ビルドサの速攻やミドルシュート、デックの3Pシュート、ブルシノのミドルシュートなど多彩な得点パターンも魅せました。
しかし、最後にアルゼンチンのカンパソにやられてしまいます。
最後のアルゼンチンのオフェンスで、カンパソが見事なバックステップで後ろに下がってからの3Pシュートを放ち、それがバスケットカウントになってしまいました。
そのため、アルゼンチンが6点リードで第3Qが終了します。
第4Qは序盤は均衡した展開になりましたが、後半から徐々にアルゼンチンが点差を離していきます。
最初は田中がファジーカスのスクリーンをうまくつかい、ミドルシュートを沈めます。
そして、馬場のダンクも観られました。
八村のゴール下の1対1での得点もありました。
しかし、アルゼンチンもスコラが1対1からのゴール下やミドルシュート、フリースローを沈め、ブルシノが3Pシュートで点を重ねるなどで点差を縮めさせません。
日本は追い付く決め手がないまま、最後はアルゼンチンのスコラなどが連続して得点し、点差が離されます。
最後は93-108でアルゼンチンの勝利で試合が終了しました。
結果は残念でしたが、世界ランキング5位のアルゼンチン相手に善戦しました。
第3Qには日本が逆転する瞬間もありました。
しかし、アルゼンチンはノーマークの3Pシュートをしっかりきめ、パス回しも速く、1対1も強かったですね。
日本の課題であった3Pシュートのディフェンスですが、ニュージーランド戦に比べて、どの選手も3Pシュートを止めようという姿勢が観られました。
ディフェンスの修正がありましたね。
ここから更にディフェンスの精度をあげると思います。
それを超えてくるアルゼンチンの実力は流石でしたね。
日本は本当に素晴らしかったです。
アルゼンチン相手に93点奪いました。
16点差まで一時は開きましたが、そこから見事に追い付きました。
まず、馬場のドライブの速さが圧巻でした。
第2Q終わりのバスケットカウントは本当に痺れました。
一瞬のスキを見逃さず、得意のドライブを活かしていました。
強豪相手に通用するドライブだと証明しましたね。
また、渡邊は完全復活でしたね。
ダンクのバスケットカウントには鳥肌が立ちました。
積極的にシュートも狙い、ディフェンスでも渡邊らしさがありました。
ケガの影響はなさそうなので、良かったです。
ファジーカスも3Pシュートをよく沈め、リバウンドでも貢献しました。
八村はアルゼンチン相手にいつも通りの得点力を魅せました。
流石はNBAドラフト9位の実力でした。
アルゼンチンの選手相手にも全く負けていませんでした。
2人にディフェンスされてもゴール下で得点したシーンは見事でした。
出場した各選手が活躍した素晴らしい試合でした。
ワールドカップが非常に楽しみですね。
1戦目は9月1日の日本時間17:30からトルコとの試合があります。
トルコも強豪ですが、今回の試合結果から勝利もあると思います。