記事を開いていただき、ありがとうございます。
時間が空いてしまい申し訳ございません。
ワールドカップのレポートを今更ながら書いていきます。
トルコ戦に敗退し、次のステージに行くために勝たなければならない試合。
それが今回のチェコ戦でした。
この記事ではその日本VSチェコの試合のレポートを書いていきます。
結果は76-89で日本は敗北してしまいました。
前半は善戦しましたが、後半に点差が開いていき、そのまま逆転のきっかけをつかめず、試合を終えてしまいました。
ヨーロッパの格上相手に勝てそうな試合でしたが、残念でしたね。
試合の立ち上がりは八村がファールをもらうところから始まりました。
トルコ戦と違い、八村に良い形でボールを持たせ、攻めることができましたね。
しかし、チェコはボハチックがドライブからのシュートと3Pシュートをきめてすぐに逆転し、チェコのリードにかわります。
そこからチェコはバルビンのゴール下の1対1の得点やハルバンのドライブからの得点で点数を重ねます。
このQではチェコが最大5点リードを奪いますが、日本は渡邊のミドルシュート、八村のリバウンドシュートからのバスケットカウント、田中のミドルシュートや3Pシュートで食らいついていきます。
そして、田中のミドルシュート、篠山と渡邊の合わせのプレイで一時は逆転に成功します。
しかし、チェコのシウが3Pシュートを沈め、再逆転します。
その時、八村が再び魅せてくれます。
得意のポストからの1対1でフェイダアウェイシュートを打とうとして、ファールをもらいます。
フリースローを見事に沈め、同点で第1Qを終えます。
第2Qからチェコの選手の3Pシュートがきまりだします。
第2Qの立ち上がりはチェコのポンプラのポストでの1対1からのバスケットカウントから始まります。
その後、チェコはこのQ全体を通して、3Pシュートをよくきめます。
第2Qだけで5本も沈めます。
その為、日本はなかなかリズムに乗れません。
譲次からファジーカスのうまい合わせや比江島がドライブからのレイアップをねじ込む執念のプレイや、ファジーカスの個人技の得点を日本はしますが、
チェコはすぐさま、シウやボハチックの3Pシュートで返します。
その為、徐々に点差を広げられていきます。
日本が2点決めてもチェコが3点で返すという展開でした。
しかし、最後は比江島がタフショットを何とか沈め、チェコが5点リードで第2Qを終えます。
第3Qはチェコのディフェンスのプレッシャーが強くなります。
第3Q序盤に八村がまずは魅せてくれます。
2人がかりでディフェンスにつかれても、それをバスケットカウントにつなげます。
八村の強さを感じました。
また、八村は更にリバウンドからのダンクも魅せてくれます。
しかし、日本は流れにのれません。
上に書いた八村のバスケットカウントの後にシウの3Pシュートとボハチックのドライブからの得点を連続で決められ、差を広げられてしまいます。
篠山と渡邊の見事な合わせや八村のリバウンドシュート、比江島の3Pシュートもありましたが、チェコの流れを止めるには至りませんでした。
最後はチェコのアウダの速攻からの得点で第3Qが終了しました。
チェコが9点リードで第3Qを終えます。
第4Qも結局、差を詰められない展開になります。
立ち上がりからボハチックのドライブからファールをもらうプレイやサトランスキーの3Pシュートを立て続けに決められてしまいます。
この2プレイで14点差まで一気に開きます。
日本は八村と比江島の合わせやファジーカスのインサイドプレイで何とかつなぎます。
第4Qの日本は八村のダンクをはじめとした要所での得点や篠山の3Pシュート、渡邊の1対1で得点を重ねますが、日本の流れにはなりませんでした。
このQはチェコにインサイドでプレイされてしまい、そこからの得点や速攻、フリースローでやられてしまいました。
結果、日本は追い付くことができず、76-89で敗れました。
この試合で日本は2連敗になりました。
勝てそうと思う瞬間もありましたが、欧州の強さを体感しましたね。
前半までは食らいつきましたが、後半に地力の差が出ました。
この試合、八村は21得点の活躍をしますが、やられてしまいました。
この試合も3Pシュートの差がでたと感じます。
日本は3Pシュートの確率が4/13でした。
対して、チェコは11/25でした。
決めた本数も試投数もチェコの方が2倍多いです。
日本は八村やファジーカスのインサイドでの得点や速攻が主体なので、日本が少なくなるのは仕方がないかもしれません。
ただ、それでも少ないと思います。
八村やファジーカスにディフェンスが引き付けられても、日本は外でシュートを打つチャンスがありませんでした。
チェコはインサイド、アウトサイドよくボールが回り、空いたら積極的にシュートを打っていました。
また、チェコは第3Qに入って、ディフェンスのプレッシャーを強めました。
それで日本の得点が止まりました。
日本も要所で篠山と渡邊の合わせや八村の合わせなど良いプレイもありましたが、
上に述べた差で負けてしまったように感じます。
アウトサイドのシュートの本数を増やして、3Pシュートを確実に決められる様になってほしいですね。
すでにワールドカップのすべての結果が出ていますが、レポートは書いていきます。
日本代表は世界でも強い欧州の国と本気で対戦し、世界レベルを体感できたと思います。
出場した選手は世界レベルを日本に伝えていってほしいですね。
今後の試合にも期待です。