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今回は2019年9月5日のワールドカップで行われた、世界ランキング1位の超強豪、アメリカと日本代表の試合について書いていきます。
結果は45-98で日本は敗北してしまいました。
アメリカは流石の強さでしたね。
終始アメリカのペースで試合が進みました。
試合の立ち上がりからアメリカが強さを魅せてきました。
3Pシュート、ドライブからのバスケットカウントなど3点取られるプレイをアメリカは仕掛けてきます。
どの選手もシュートを狙い、打てなければすかさずパスをさばきます。
アメリカの選手は常に余裕をもちながら素早いパス回しを展開しました。
日本はそのパス回しに翻弄されました。
シュートの正確性もさすがでしたね。
ノーマークにしてしまうと3Pシュートだろうと確実にきめてきます。
速攻でも少しのスキをついてレイアップにもっていきます。
アメリカの選手は大きさやフィジカルもありますが、スピードや技術も圧巻でした。
更に、アメリカのディフェンスの強度に日本はなかなか合わせることが出来ませんでした。
日本の選手はアメリカのディフェンスのプレッシャーにやられて、本来のシュートタッチで打ててない感じがしました。
ガードのディフェンスの圧力もすごく序盤からスティールを狙っていました。
ドライブを仕掛けようとしても相手の大きさに阻まれ、パスをさせられターンオーバーになるシーンもありました。
ディフェンスのプレッシャーから日本選手はパスが合わず、ターンオーバーになるシーンも多々ありました。
さすがはアメリカという感じで、厳しい戦いでしたね。
それでも日本選手は奮闘していました。
この試合に関しては馬場が大活躍でした。
この試合で馬場が活躍したからこそ、NBAのマーベリックスとの契約に至ったといっても過言ではないような気がします。
馬場のスピードが世界で通用すると証明されました。
速攻でレイアップまできめるシーンがいくつかありました。
馬場のスピードは学生時代から飛びぬけていましたが、やはり世界でも通用するものでしたね。
そして、この試合の終盤には馬場が得意としているスティールからのダンクも観られました。
3Pシュートの調子もよく、アメリカ相手にも通用する部分を魅せつけてくれました。
最後まで気持ちをきらさずプレイしました。
あきらめない気持ちの強さを感じました。
馬場はすでに日本でトップクラスの選手だと思います。
そして、更に世界で通用する選手になるには、個人の意見ですが、細かい技術的な部分を伸ばして、体が強く大きい選手相手に最後のシュートを止められない様に工夫すれば、世界レベルの選手になるのではないかと筆者は考えます。
今後の馬場の活躍が期待されますね。
本当に素晴らしかったです。
渡邊もさすがのプレイをみせてくれました。
試合の序盤、日本が全然点を取れない時、渡邊のドライブでファールをもらいフリースローをきめて何とか日本に得点をもたらしました。
渡邊は立て続けにファジーカスへのアシストとスクープシュートを沈め、何とか日本の選手を落ち着かせた様に感じます。
さすが、NBAの経験がでましたね。
比江島や田中もうまくノーマークでシュートをきめていました。
ディフェンスでもスティールを狙って奮闘していました。
八村やファジーカスは徹底して抑えられてしまいましたね。
特に八村はフェイスガードという八村にボールを渡らない様にぴったりマークされるディフェンスをされました。
しかし、八村はNBAの2018年シーズンのブロック王のターナーの上から力強いダンクを叩き込みました。
見事なプレイで鳥肌が立ちましたね!!
八村はこの試合でNBAの厳しさを感じながらも、意地のダンクを魅せてくれました。
いよいよNBAの次のシーズンが始まりますが、その前にワールドカップで世界レベルを経験できました。
NBAでの八村の成長と活躍が楽しみですね。
結果だけをみると日本は大差で敗れてしまいました。
しかし、非常に見応えがある試合だったと思います。
日本選手は終始、気持ちを切らすことがありませんでした。
差が開いても、日本のバスケをしようとしました。
素晴らしい戦いぶりでしたね。
世界ランキング1位のNBA選手ばかりのチーム相手に戦えて、非常に良い経験になったと思います。
これから、NBA、Bリーグそれぞれシーズンが始まっていきますが、この経験を活かして個々の力を伸ばしてほしいですね。
そして、オリンピックではこのワールドカップ以上に厳しい相手と戦うことが予想されます。
あと1年どこまで日本代表の完成度が上がるか楽しみですね。
今後の日本代表の選手の成長に期待です。