記事を開いていただき、ありがとうございます。
今回は前回の記事に続き、女子バスケアジアカップの試合レポートを書いていきます。
準決勝のオーストラリアとの激戦を制し、4連覇まであと一つとなった日本。
さて、どの様な試合展開になったのでしょうか。
決勝戦、中国との激闘について書いていきます。
最終結果は、71-68で日本が中国を倒し、アジアカップ4連覇を成し遂げました。
激戦を制し、見事優勝しましたね。
素晴らしい試合でした!
それでは、試合レポートです。
第1Qから接戦でした。
立ち上がりに高田がドライブから得点すると、中国の身長2mのリがゴール下で得点を返します。
また、中国はシャオ、チェンが3Pシュートを連続で沈め、リードを奪います。
この3Pシュートで中国に流れが傾くと思われました。
しかし、本橋のバスケットカウントと赤穂の3Pシュートで日本は差を詰めます。
また、本橋から赤穂のキレイな速攻での長い距離のパスが通り同点まで追い付きます。
しかし、最後に身長2mのハンがミドルシュートを沈め、中国に2点リードされ、第1Qを終えます。
第2Q前半はお互いにシュートが入らない展開になりました。
しかし、中盤にヤンが3Pシュートを沈め、そこから中国が2連続でシュートをきめます。
その為、一時は10点差になってしまいます。
その後、何とか高田がミドルシュートを沈めて、日本の得点1桁差に戻します。
ここで、本橋と林が魅せてくれます。
本橋がドライブで中国のディフェンスを切り裂き、シュートをきめます。
更に、本橋から林へのアシストで3Pシュートを沈めます。
中国はハンがミドルシュートをきめますが、
更に林が立て続けに2本の3Pシュートをきめ返し、1点差まで詰め寄ります。
日本のピンチを本橋と林で見事に救いました。
素晴らしい追い上げでしたね。
最後には宮澤もブザービーターで3Pシュートを沈めます。
結果、第2Qは中国が1点リードで終えます。
第3Qの立ち上がりは中国のリに3Pシュートと速攻からのレイアップをやられてしまいます。
しかし、高田のドライブからのゴール下のシュートと宮澤の3Pシュートで返します。
そして、第3Q前半は高田が魅せてくれます。
渡嘉敷にゴール下で良いアシストをすると、その後に自ら3Pシュートを沈めます。
この3Pシュートで日本は遂に逆転します。
それでも中国はガオが中心に得点します。
しかし、日本は再び本橋がオフェンスを牽引します。
渡嘉敷へのアシスト、ミドルシュート、ドライブからのバックシュート、速攻からのレイアップで日本の得点に貢献します。
しかし、中国もハンのバスケットカウントとヤンのドライブからのレイアップで食らいつきます。
結果、3点リードで日本がリードします。
第4Qも均衡して展開になります。
そして、本橋が爆発しました。
このQの前半は日本の本橋、中国のハンの点の取り合いでした。
ハンがリバウンドシュートを沈めると、本橋がミドルシュートで返すという様な展開が続きました。
更に本橋の猛追は続きます。
高田へのアシストやドライブからのレイアップ、3Pシュートなど、様々なプレイで得点に貢献していきます。
中国は本橋を止める術はありませんでした。
中国もリやヤンの3Pシュートなどで食らいつきますが、本橋を中心とした得点を止められず、差が詰められませんでした。
最後まで、日本は中国に逆転を許さず、71-68で日本が勝利し、
アジアカップ優勝という結果に終わりました。
この試合も素晴らしい試合でしたね。
出場していた選手全員が活躍していました。
今大会通して、注目すべきはやはりMVPの本橋でしょう。
日本を得点面、アシストで引っ張りました。
前が空いたら3Pシュート、ディフェンスが寄ればドライブ、カバーが出てくれば、アシストという感じで、ディフェンスの動きによってに柔軟に対応しました。
特に3Pシュートとドライブを相手は止めることが出来ていませんでしたね。
個人的に印象に残ったのは、チェンジオブペースのキレです。
チェンジオブペースとはスピードに緩急をつけてディフェンスを抜く技です。
本橋はチェンジオブペースでうまくディフェンスを翻弄していました。
ディフェンスを抜き去る姿は圧巻でしたね。
本橋の自分でシュートをきめるという闘志が素晴らしかったです。
また、林の3Pシュートが素晴らしかったですね。
ベンチスタートでしたが、日本の流れが悪い時に3Pシュートをきめてくれました。
かっこよかったです。
チームを救いましたね。
宮澤のエースとしての活躍も目を見張りました。
調子が悪い時もありましたが、要所で得点を重ねました。
特に3Pシュートは見事でしたね。
渡嘉敷のインサイドでの活躍も素晴らしかったです。
中国戦では2m越えの選手のディフェンスをしていました。
渡嘉敷よりもフィジカルがありましたが、懸命に守って、リバウンドを死守していました。
ボールを入れさせないポジション取りも見事でした。
闘志むきだしのディフェンスは観ていて感動しましたね。
また、赤穂のリバウンドなどすべての選手が要所で活躍しました。
女子バスケ日本代表は終始、自分たちのバスケをしようと実践し、シュートが入らない時間帯も我慢して、デイフェンスを頑張りました。
そして、シュートが当たりだすと、一気に流れにのれましたね。
ディフェンスからの速攻も終始出し続けていました。
ディフェンスから走って、隙があれば3Pシュートをきめるという日本らしい試合で見応えがありました。
日本の強さを再確認した試合になりましたね。
アジアカップ4連覇を達成し、オリンピックに向けて日本の強さを魅せつけました。
今後の女子バスケ日本代表にも注目ですね!!